Go for it ! with smiling^^

Work style=Life style!

【オフィスシェアリングのススメ3/100】

今回はオフィスシェアリングのデメリットと他の形態との比較を。

 デメリットは大きくこの4つ

  • 大家(貸し手)の事情で出て行かないといかなくなったり、縮小されたりする
  • ポストや表札を出すのが難しい
  • 登記できない(ことが多い)
  • 気をつかう

なかなか面倒なデメリットですよね、こうやって見ると。

つまりオフィス(ハード)としてはあまりよくないんです、実際。

 それでもなぜオフィスシェアリングを選ぶ人がいるのか。

下記は僕のイメージするオフィスシェアのポジションニングマップです。

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オフィスシェアリングはあらゆる形態の中間に位置します。

で、【オープン】と【プライバシー】を兼ね備えた位置にあります。

 

レンタルオフィス(シェアオフィス)が近い位置づけですが、レンタルオフィスより

コストパフォーマンスに勝っています。

(1名での利用はコワーキングやレンタルオフィスのほうが勝っていますが)

 

オフィスシェアは非常にあらゆる面でバランスがよく、何よりコストパフォーマンスに

優れています。

 

単純に比較できないですが、すごく大雑把に言うと、一人あたり単価で

オフィスシェアリング @1−1.5万円

コワーキングスペース @1.5-3万円

レンタルオフィス   @3−5万円

賃貸オフィス     @3−10万円

 コワーキングスペースは共有スペース(他は専用スペース)なので一概に

比較できないですが。もちろん地域格差もありますのであくまでも目安です。

 

 しかし、オフィスシェアリングも1名だと金額は3万前後になる場合が多いです。

提供側も割に合わないからです。なので4名で1デスクでの提供・利用を推奨してます。

4名だと5万前後で提供してくれるところもあります(一人あたりの面積は狭め)提供側も4名用の大きめデスク程度のスペースを5万前後で収益化できるなら悪くありません。

 

後はお金を対価として支払わずに、お仕事を手伝いすることによってシェアしてもらう

いわゆる、スキルとのシェアを実際にされてるところも少なくはありません。

シェアゼロも当初はここにフォーカスしてマッチングしてました。

しかし、ここはなかなか利用料をスキルでどこまでやればいいのかという部分に関して折り合いが合わず、また利用する側にとっても忙しくなったらお金で払うほうが割がいいというかわかりやすいいので本当にコストをかけられないスタートアップには適しますが、それ以外は難しいのも現状です。

現実的には仕事の関係ありきで実施してる場合のみ成立しているのが現状です。

  オフィス不要論もありますが、個人的な経験からもカフェ等を渡り歩いて仕事するのは一人なら問題ないですが、二人以上ならやはりある程度固定のスペースがあることが効果効率的に仕事は推進できると思います。

 オフィスシェアやコワーキングのような外部とのコミニュティがあるところは少数チームでも煮詰まったり、行き詰まった際の息抜きや、またコミニュケーションからアイデアをもらえるなどメリットもあるのでおすすめです

 

次回はオフィスシェアリングに向いてる、向いてない業種や職種、貸し手と借り手の相性のいい企業について書きます。 

 

 オフィスシェアリングしたい、提供したい方はこちらから!

(現在は東京都内のみ対応しております) 

 

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【オフィスシェアリングのススメ2/100】

今回は自らのオフィスシェアリング経験のことを書いてみます

オフィシェアしてもらったこともあるし、したこともあります。

その後にシェアオフィス(レンタルオフィス)の運営も経験しました。

あらゆるユーザー、運営の立場になったことからシェアゼロというサービスを開発しました。

自らの経験からのNeeds=一般ユーザーのNeedsではないことがよくわかりました)

【オフィスシェアリングしてもらった経験】

8年前、30歳の時にマーケティング会社を設立、起業しました。

自宅の一部に通販で8千円のデスク&椅子を購入、ここをメインに使おうと思ってたのですが、

 ・当時、長女が生まれたばかりで家はうるさい

 ・住まいはクライアントが集まる都内から1時間かかる

が理由でオフィスとしてあまり好ましいとはいえませんでした。

 当時、まだまだノマドワーカーという言葉もない、レンタルオフィスも個室のブースタイプで10万円前後が中心だったので借りるには資本金50万でスタートさせた自分には不可能でした。また、今のようにカフェで仕事するにも、PCの電源は持たないし、モバイルルーターもまだ出まわっておらずでした。(今ならコワーキングスペースという手がありますね!)

起業して3ヶ月後、某大手出版会社通信販売立ち上げの仕事をお手伝いすることが決まりました。企画から商品選定、紙面構成、とやりとりすことは多岐に渡り、都度訪問してのやりとりはお互い、明らかに無駄があることがわかりました。

そこで、先方から社内のデスクを無償で貸出してくれると言ってくれました。

先方にとっても、遊休スペースなので特にコストは発生しません(厳密には管理コストやリスクマネジメントコストが発生しますがここは後日)。むしろ近くにいることでクライアントにとってもコミニュケーションコストが下がるります。

そこから約2年はオフィスシェアリングさせてもらってました。

はじめは緊張してましたが、まわりのメンバーや担当の上司ともどんどん仲良くなりました。他の新規案件もやらせてもらうことになりました。また最終的に担当の上司の方は次の会社を起こす際に出資してもらい社外取締役になってもらいました。オフィスシェアリングがもたらしたものすごい効果というか結果でした。ちなみにそのころはシェアということばもなかったというか、こういったシーンでは使われていませんでした。

こんな経験をしているベンチャーや事業家は少なくないはずです。

というのは、その後、ベンチャー支援の会社でレンタルオフィスをたちあげて運営している際に、付き合いのある会社からオフィスシェアしてもらえる(無料、または好条件で)という話でやめていく人も少なくなかったからです。 

また、TV局や、代理店でも制作会社やエンジニアやクリエイターにシェアしていることが多いそうです。クライアントにとって自らのために合理的な選択した結果、シェアされる側にとってもオフィス代はかからないし、さらなる提携や仕事の話もくるのですごくありがたいですよね。

後は海外進出!

海外進出の際、言葉や文化の問題に加え、現地のマーケティングにも大いに課題があるのでオフィスシェアはかなり有効な手段です。なぜなら、すでにある程度現地を知っている企業のそばにいると、身近で色々と教えてもらえるし、その企業に訪れる人ですらも紹介してもらえる可能性があります。シンガポールで訪問したベンチャーの多くはオフィスシェアしてもらったり、シェアしてました。ここはシェアゼロとしても今後、実現したいプラットホームです。日本人だけでなく、中国人やアメリカの人も他エリアに進出する際に同国の進出してオフィスを持っている企業にシェアしてもらうイメージです。

 また、オフィスシェアで同じ場所にいることは、イベントや交流会で出会うより、はるかに高い確率でアライアンスや資本関係など仕事の関係となることが多いと思います。

イベントや交流会ではテンションが高く、その時の勢いでいろいろな話をするのですが、一晩寝ると、その熱は冷めて、後日、改めて会うとすっかり・・・ということが多いはずです。そりゃそうですよね?そんな簡単にビジネスでマッチングする訳がありません。ところがある一定の期間、同じ場所で対話を続ける、対話しなくても顔を合わせているうちに、お互いの状況の変化の波の中でビジネス的タイミングが合う時がきてマッチングする確率は上がります。 しかもより大きく長く続く可能性があります。

スペースをシェアするということは、はすなわちお互いの価値観をシェアするといっても大げさでないです。コワーキングスペースもしかりです。ただ、コワーキングスペースではビジネスという世界でいうと、スタートアップやフリーランスというどちらかというと弱者的立場な人の利用が多いので、「気の合う仲間」や「ビジネスパートナー」に出会えど、それ以上を求めるのは難しいというか、畑違いになります。もちろんコワーキングならではの良さも大いにありますが!後、使う職種によってもその効果や相性もあります。

今回はオフィスシェアリングのいいところばかり書きましたが、次回はデメリットを・・・。当然いろいろとありますので!

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【オフィスシェアリングのススメ1/100】

これから100回、オフィスシェアリングについてブログを書いていきます。

(ネタがなくなったら、. を0の間に入れよう・・・ )

 

シェアゼロが普段からどのようにしてオフィスシェアリング事業を展開してるか、実績やサポート方法を交えて毎週更新していきます! 

初回はまず、オフィスシェアリングって何?ところからです。。

 

オフィスシェア(リング)サービスをやってます!というと、シェアオフィスとよく勘違いされます。あ、レンタルオフィス運営しているのネ!って。 

 

まあ、逆さまにしただけなので、当然かもなのですが、このふたつには明確な違いがあります。

 

wikiでは、

 

【オフィスシェアリング】

 オフィスを複数社で共有する事共有する過程でシェアリングのコーディネイターが介在する場合もある。

 

シェアードオフィス

 一社だけが自社のオフィスとして一箇所のオフィスを使うのではなく、複数社で同じオフィ スを共有するオフィスを指す

 

一緒?

 

ちなみにオフィスシェアリングの後半文言、

「共有する過程でシェアリングのコーディネイターが介在する場合もある」はまさしく、

シェアゼロのことです。

 

ちなみにこれが家(ハウス)の場合、wikiには

・シェアハウス

 ひとつの住居を複数人で共有することである。ハウスシェアリングとも言う。

ルームシェア

 すまいの居住形態の一つ。ひとつの住居を親族関係や恋愛関係にない他人同士が、シェアし て(つまり共同で借りたり、共有して)居住することを指す。

 

 やはりほぼ一緒だ。

 

わかりにくいのでシェアゼロで新たに定義付けしました。というか、すでに日本では少なくても下記で認識されてる方が多いとは思います。

 

【シェアオフィス】

 営利目的で企業がオフィス物件を賃貸し、おのスペースを間仕切りしたり、あるいはオープンスペースのまま、会員を集めて複数の企業や起業家に提供する。いわゆる、レン タルオフィス住所貸しだけの場合はバーチャルオフィス)。コワーキングスペースも属 性的にはここにはいる。

 

【オフィスシェア(リング)】

 企業や団体が自社のために賃貸しているオフィスの一部(遊休スペース)を使いたい人にシェア提供するやり方。いわゆる、間借り、間貸しと言われている。

 

違いをまとめてみますと、

  

お金を稼ぐために場所を借りて一部をシェアするのがシェアオフィス。

 

自社のために借りたオフィスの一部を補完的な意味でのお金や人のつながりのためにシェアするのがオフィスシェアリング。

 

これですっきりしました!   

 ルームシェアがオフィスシェアリングに近い感じでしょうか?

 

つまり、オフィスシェアって、お金だけでなく提供する企業(人)と使う人の関係性が非常に大切です。それは仕事場として同じ空間にいるわけですから、使い方やセキュリティ的な意味もそうですが、その人の価値観や、人格も大いに関係します。

ルームシェアでルームメイトを選ぶ際に大切なところに似てる気がします) 

 

だからお金だけである程度すんでしまうシェアオフィスより難しい訳です。

しかしながら難しい裏には、ハマった時はかなりの効力、価値を発揮します。

 

これはルームシェアでルームメイトと最高に仲良くなって、毎日が楽しい感覚に近い、、、のかな?

 

次回は、自らのオフィスシェアリングの過去の経験を書いてみます!

 

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Singaporeに行ってきますた。ビジネスな雑感。

今回、ビジネスとして初めてSingaporeに行きました。

Singaporeってこういいう位置づけだったのね!と感じた雑感を。

所詮、一回目なので浅浅ですが(笑)

何故、SingaporeをChoiceするのか?

  • カントリーリスクが低い(政治・治安・司法の安定)
  • アンダーザテーブルがない(=進出コストが少ない)
  • 法人税率が低い(17%)※個人所得税も~20%

Singaporeで何ができるのか?

  • テストマーケティング(中華系、民族が狭いエリアに密集)
  • アジア全体の統括拠点(アジアどの国へも2−3時間?)
  • 英語でのビジネス(シングリッシュは確かに慣れないとですが^^:)

Singaporeで何ができないのか?

  • 人口が少ないのでSingaporeだけではマーケットにならない(500万人ではね・・・)
  • 何かとコスト高なのでお金がないと何もできない(やり方はありそーですが)
  • 悪いこと(笑) 刑罰が厳しすぎて割りに合わない =アンダーザテーブルがない

 

しかしながら、会社設立(法人登記)をするのは日本より安い!手数料入れても日本の半分くらい。

はじめっからアジアでスタートアップするならSingapore?けど皆が言うとおりにハブなので

はじめの拠点としておくのはいいけど、ここでそれ以上の価値を見出すのは少し方向が違う気がした。

まあ、まずはのスモールビジネスを成立させるのは勿論問題のないかなとも思いますが。

けど、それなら日本でもいいじゃん・・・・って話しですが、その先のポテンシャルやフレキシビリティは物理的な

意味も含めて、確かにSingaporeは魅力的です。入ってくる情報もきっと日本いるよりアジアから多く集まってくる気もします。

後は、人種や文化の違いから、鍛えられることは間違いないなと。

後、皆言うのは、

お金持ってるヒトは沢山いる。けどノウハウやスキームが不足している。

おうふ、魅力的だ(笑)

多くのスタートアップの方とお会いさせていただきましたが、皆さん、野武士のように逞しく見えました。

お会いいただいた皆様、本当にありがとうございました!

あったかく迎え入れてくれて、ほんと嬉しかった^^

ヒトは苦しい環境に孤独で放りこまれて、本当の意味で初めてその価値を感じ、周りにも与えられるかもしれませんね。 

そうか、野武士か、うん、自分も野武士のように世界を舞台に暴れるぞー!

 samurai japan !

2012年度の【具体的な】目標

早くも2012年がスタート。今年は次の3つを具体的な目標として掲げました。

具体的な、、とあえて付けたのはは、すでにその準備を終えて、すでに走り出している、、というもの。

  • シェアゼロをleanstartupで pivot
  • 新たなコンセプションのコワーキングスペース×3プロデュース
  • 収益を伴ったasia進出

【シェアゼロのpivot】

年末からleanstartupjapanの和波さんについてもらい、クライアント3社へのInterviewを実施、再構築を始めた。Interviewしたクライアント3社とも、シェアゼロのフォーカスしてる部分で何がなでも解決したい問題があり、その詳細はほぼ共通していた。現在の実施している代替策も変りないし、効果的ではない。後は、シェアゼロがそれを解決できる手段を生み出せるか。そしてその問題解決に対するモチベーションが持てるかだ。CTOには筑波大学の堀本君が就任してくれて開発する体制も整っている。LightningSpotというワーキングスペースで常に対象ユーザーとなるスタートアップやフリーランスとも接している。オフィスシェアリングを使うか否かという部分についても大いに考えるべき部分だし、まずどの部分フォーカスするかも検討すべき部分だ。焦らずに急ぎたい。

【コワーキングスペース×3プロデュース】 

現在進行している2件のプロデュース案件と1件、実現したいコンセプションがある。シェアゼロがとりかかるスペースのプロデュースは優秀な個とのネットワーキングを欲求している企業側様あってのもの。まさしくシェアゼロのフォーカスしている個と企業の出会いの創出における「リアル」なソリューションである。各々のコンセプションは異なる。よって競合にもならない。2011年にプロデュースしたLightningSpotと連携する(無料利用)ことにより、きっとフリーランスやノマドワーカーにとっても更に利便性の高いインフラにもなるとも思っている。

【収益を生み出すasia進出】

これは昨年にアメリカ進出を目論んでいたが、自分のあまりにも稚拙な考えと計画で実現できなかったことに反省し、まず自分のネットワークがあり、収益となる仕事のあるを絡めてアジア進出を戦略的に目標立てした。早速1月にクライアントとSingaporeに行くことが決定した。4月からSingaporeを月に半分くらいは拠点にして、アジア→日本の視点でマーケティングしたい。もちろんアメリカは決して諦めていないが、しっかりとビジネスが見えて体制を整える。 

この3つの具体的な目標を達成することにより、シェアゼロはO2O(オンラインtoオフライン)における個と企業の 新たな架け橋となる本当の第一歩を踏み出せると思っている。

 

1年フリカエリ「3人の子供との3度目ノ起業」       〜その1「起業二至るマデ」〜

今年を振り返ると、我ながら「人生」の決断の年だった。

昨年12月に、今年4月で起業支援会社を退職することが決まり、1月から3月の間に次の身の振り方を考えなければならなかった。

東京に出てきてちょうど10年が過ぎていた。

10年前に大阪から出てくる時、「10年後はアメリカに行く」と何の根拠もなく自身で頭に描いてたことを思い出した。

そうだ、おれは世界で勝負したかったんだ!ちっちゃな日本だけしか知らないのはもったいない。何より僕も周りも健康元気なので何でもやれる。

滋賀県で産まれて、石川県→京都→大阪→東京(茅ヶ崎在住)と根無し草的に動いてきたがまだまだ物足りない。何が物足りない?知らない世界が多すぎる。もっともっと、知りたいのだ。体験したいのだ。1億人→60億人に触れたいのだ。

ビジネスとして世界にでるのに選択肢は2つ。外資系企業に勤めるか、グローバルなサービスで起業するか。

本命は起業だ。2度の起業後、起業支援会社に約4年いた。そこで初めて「MISSION」とかVISION」という言葉に触れた。それまでの3年の起業・経営時代は恥ずかしながら、起業=儲ける、儲かるという軸だけだった。少しは起業することについて師の一人でもある吉田雅紀氏を通して賢くなっていた(結果的には賢くなっていた部分はわずかだったが。)

しかし次のSTEPに起業の選択を選ぶには、3つの「十字架」を背負っていた。

  1. 子供が3人(しかも3人目は生まれたばかり)
  2. 家のローン
  3. 本気でやりたいことがない(人生の目的が定まってない)

となると外資系企業に勤めるとう選択肢を見ていた。サラリー時代〜1度目の起業で通信販売のマーチャンダイジング(商品企画)やカスタマーセンターのSV(スーパーバイザー)をやってきたので、ちょうど募集の出ているamazonは世界にも行けそうだしぴったりだ!(英語についてまあ置いておいて)

しかし、待てよと。この選択、本当にやりたいかと。世界へ行くための手段としてはいいが、以外の部分では仕方なく選んでないか?3つのハードルの処理を優先的に考えていないか、、と。

そうじゃないよね。

37歳の自分はこれからどうしたいのか?いやどう生きたいのか?どう人類や地球に対して役立ちたいのか?

お正月に嫁子供は大阪に帰って、一人でお正月に本と紙と鉛筆を前にゆっくりと気持ちを落ち着かせて考えていた。

沢山の本を一気に読んだ。そういえば、小学校時代は家にTVがなくて、本とラジオで過ごしていたので普段あまり読んでなくても一気に読み込むことができるのは親に感謝だ。

 そこで「SHARE」という書籍に出会った。ショックを受けた。

 これは世界のライフスタイルだけでなく、ワークタイルも変えるなと。そしてなによりサスティナブルだ。人類にも地球にも優しい。

この世界で自分で事業をやるとすればどの分野だ?どの分野ならオレは勝負できるのか?いや世界でお役に立てるのか?

他でもない、中川りょうという人間が、これからの人生をかけて解決すべき問題は何なんだと!

胸が熱くなった。37歳で情熱が滲み出てきた。興奮してきた。そこで改めて3つの「十字架」を見てみた。

  1. 子供が3人          →最低限の収入と環境、何より親父がイキイキと働く姿を見せる
  2. 家のローン          →売ればいい(もう持ち家へのモチベーションは完全に失せた)
  3. 本気やりたいことがない    →シェアサービスだよ!後は何をシェアするかだ、どう収益にするかだ

背負っている重々しい「十字架」は、十字架でなくなった。むしろ働くモチベーションではないか!

37歳、若い起業家にはない「10年の事業経験」と「生々しいモチベーション」を持って3度目チャレンジだ!これがあれば多少のことでは挫けない。

さて、少し冷静になり事業計画書を書き始めた。事業計画書というか企画書だった。5枚くらい書いた。

シェアする素材は「オフィス」に決めた。理由は、

  1. シェアオフィス(レンタルオフィス)事業を0から立ち上げ、4年運営してきた →マーケットに精通している(国内だけだけど)
  2. 世界ではまだまだここは隙間がある→ハウスシェアには「airbnb」という完成されつつあるサービスがあるがオフィスにはない)
  3. オフィスシェアは人の出会いを産む→ビジネスマッチングというプライスレスな価値があり奥が深く、人の出会いへの要求は限りない。何よりこれからのワークスタイルは大きく変わる、そのなかで必要なサービスだ

つまり、経験がある、未開拓な市場だ、人が絡むのでお金が大きく動く。と判断したのだ。

(Leanstartupで1年後の今、和波さんサポートのもとInterviewを行っている中で言うと、大きな部分が抜けていた。ここについては後日書こう)

5枚の企画書が正月の間に完成した。オフィスシェアリングでアメリカへいこう!

サムライインキュベートの榊原さんと2年ぶりにアポとった。榊原さんは同学年だが尊敬していた。何もないところから多くの価値を生み出している。

何よりスローガンである「できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える」にはぐっとくるものがある。浪漫すら感じる。

榊原さんは30分のプレゼンで出資を決めてくれた。帰り際、興奮×興奮の中でこの人だけは裏切らない、いや恩返ししないと、と思った。

事業を始める準備は整った。ヒト(オレ)、モノ(シェアサービス)、カネ(出資)。

嫁も応援してくれている。そう、そうだ、嫁は結婚、妊娠の中、1社目を起業したときも、今も反対したことは1度もなかった。いつも笑顔で

「やってみれば?」と。オレが逆の立場と子供3人抱えて言えるだろうか?蓄えも、、ない。

言えない。オレだったら言えない。嫁あっての中川りょうだということを改めて気付かされる。

子供を育てる女性は、起業家、事業家よりずっと偉大だと思う。

今日は2011年最後の日。

これから師の一人でもある吉田雅紀氏の家での忘年会。それまで仕事シコシコ、TULLYS@河原町でこのブログを書いてる。意外に長くなったので起業スタートからの話は改めて書こう。

京都の冬の寒さはココロも引き締めてくれる。さあ、来年は世界に出れるだろうか・・・? 

coworkingとワタス

人生2回目のBlogはコワーキングについて。

Coworking Japan Advent Calendar 2011

に参加してます。30日が僕チンの番ということでw

2011年11月1日にIT企業の経営・営業支援をされている㈱アクロネット様のスポンサードにて渋谷にワーキングスペース「LightningSpot」をオープンさせていただきました。

え?「ワーキングスペース?」コが抜けてるよ?ってたまに言われます。

はい、抜けぢゃないです。特にコワーキングって名付けずにつけました。

個人的にコワーキングにあまり関心もなかったし、利用経験もほぼなかったのでそれでいきなしコワーキング

やるぜ!ってどうかなって思いもあり。また、コワーキングをする!ってことがメインでもなかったんです。

そしてぶっちゃっけ、コワーキングに否定的な部分もありますた。忙しいのにコワーキングしてる暇ってあるのか?とか。同じようなクラスター(個人事業者やスタートアップ)が集まっても仕事が産まれるのか?とか。

そんな中、LightningSpotは僕のメイン事業である「オフィスシェアリングを通じた人と企業のマッチアップ」

シェアゼロでの企業内オフィスシェアリングからスピンアウトしたカタチで生まれました。

企業内でオフィスシェア→企業内が使えないのでどうしよう→別に借りてやってみよう→コワーキングも最近アツイね・・みたいな!?

詳細は 「greenz」「TechWave」で取材いただいた記事を是非♡

渋谷のコワーキングスペース「Lightningspot」の仕掛け人「Share0(シェアゼロ)」が描く、これからの働き方とは?[インタビュー]

コミュニティづくりで人が繋がる場に―著名ブロガーも机を並べるコワーキングスペース「Lightningspot」

前職は起業支援というニッチな会社で初めての過去の起業経験をいかして?(っていうかここでしかいきなかった・笑)約4年働いてました。そこで汐留、横浜、大阪、渋谷にインキュベーションオフィス(起業支援レンタルオフィス)をゼロから立ち上げました。その中で如何に儲けてやろ〜か、、という企ての中でフリーシート(敷居のない共有席)を当時ではめづらしく個室ブースと同じくらい面積を割いて設置しました。

個室提供って基本専用契約なので、1社に貸すと他に貸せなくなるので売値×1社−仕入(賃料)というなんともおもしろみない?不動産ビジネスになってしまいます。こりゃーベンチャービジネスぢゃない、利益に夢がない、と (笑

なら、売値×N−仕入(一定賃料)にすれば、N(ユーザー)を増やせばで儲かるなと。

で、売値を安くしたら起業支援って、会社の枠組みにもぴったり!(まあ、他にもやってることありましたけどネ)

1に利益、2利益、3、4にサポート、5に利益。

どうやったら多くの起業家が使ってくれて儲かるのか。そう考えて行き着いた先の仕様でした。

今考えると、そんなオフィスの中でスタートアップと一緒に仕事してたことはコワーキングチックでした。

その前の起業時代も角川書店さんでデスクを間借りして社員の方とPJ推進してたのもコワーキングチックでした。

チックというのは、やはりコワーキングではなかったということですが。

起業支援の会社の社員は1拠点に10名にも満たない会社だったのですが、毎日起業家達と過ごせたので、なかなか楽しく、また人や情報が集積するメリットについても肌で感じていました。円の中心にいるような感じで、インバウンドでどんどん情報や人が集まるでめちゃ効率的。コンパスグルグルみたいな? 

コワーキングを初めて体感し、「いいね!」と直下的に感じたのは、LightningSpot会員がボチボチとリピート利用し始めてくれた1ヶ月後くらいに、ふと自分の取材いただいた記事を確認していた際、

「これ?ほんまに皆がオモシロイと思ってくれる内容かな?」と感じた時、後ろに座っている会員さんに

「ちょっと原稿みて感想ちょーだい」って聞いたら、5−10分でフィードバックくれました。

そのフィードバックを聞きながらふと、「あれ?これってカフェ仕事だと無理だな」とか

「近すぎる人間なら客観的意見もらえたかな?」なんて思うと、なんだか、いいね!っと思いました。

こんなことにアポってな話しでもないし、けどやはり確認したいし・・・。 

今後、これ以上にいいね!を感じることがあるのか、いや、自分がそれを求めてるかというと

でもないような、でもあるような。

今はまだ、これくらいなあさーい感じでコワーキングを感じています。

けど折角コワーキングスペースとして皆様から期待いただくからには、来る人達と共に

笑顔交えて仕事できればと。立場的にもまだまだ未来へもがいてる状態なので、余裕は一切ないですが、余裕ないから笑わないってのは違うし、必死やからこそ孤独にこもるとか、そんなのものまた違うし。と言えど適度にコントロールしないとって感じはしますが。 

 で、2012年は1−3月でコワーキング要素を持つPJ×3を立ち上げたいので、まずはこれをカタチにしていきたいと思ってます。

LightningSpotとの連携はもちろん言うまでもなくですが、多くのスペースや企業と交わりながらコワーキングというスタイルにも自分なりに関わっていきたいと思います。

 

来年の年末はコワーキングについてどう感じてどう接してるのだろ・・・

1年前から初めていた佐谷さんや松田さん、河村さんに改めて感じ方の移り変わりなども聞いてみよう・・・。

最後に、

なんでコワーキングで繋がる、オーナーや関係者はええ人が多いんや! 

ではみなさん、年末は家族や友人と共にほろ酔いでコワーキング?しませう!