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【オフィスシェアリングのススメ2/100】

今回は自らのオフィスシェアリング経験のことを書いてみます

オフィシェアしてもらったこともあるし、したこともあります。

その後にシェアオフィス(レンタルオフィス)の運営も経験しました。

あらゆるユーザー、運営の立場になったことからシェアゼロというサービスを開発しました。

自らの経験からのNeeds=一般ユーザーのNeedsではないことがよくわかりました)

【オフィスシェアリングしてもらった経験】

8年前、30歳の時にマーケティング会社を設立、起業しました。

自宅の一部に通販で8千円のデスク&椅子を購入、ここをメインに使おうと思ってたのですが、

 ・当時、長女が生まれたばかりで家はうるさい

 ・住まいはクライアントが集まる都内から1時間かかる

が理由でオフィスとしてあまり好ましいとはいえませんでした。

 当時、まだまだノマドワーカーという言葉もない、レンタルオフィスも個室のブースタイプで10万円前後が中心だったので借りるには資本金50万でスタートさせた自分には不可能でした。また、今のようにカフェで仕事するにも、PCの電源は持たないし、モバイルルーターもまだ出まわっておらずでした。(今ならコワーキングスペースという手がありますね!)

起業して3ヶ月後、某大手出版会社通信販売立ち上げの仕事をお手伝いすることが決まりました。企画から商品選定、紙面構成、とやりとりすことは多岐に渡り、都度訪問してのやりとりはお互い、明らかに無駄があることがわかりました。

そこで、先方から社内のデスクを無償で貸出してくれると言ってくれました。

先方にとっても、遊休スペースなので特にコストは発生しません(厳密には管理コストやリスクマネジメントコストが発生しますがここは後日)。むしろ近くにいることでクライアントにとってもコミニュケーションコストが下がるります。

そこから約2年はオフィスシェアリングさせてもらってました。

はじめは緊張してましたが、まわりのメンバーや担当の上司ともどんどん仲良くなりました。他の新規案件もやらせてもらうことになりました。また最終的に担当の上司の方は次の会社を起こす際に出資してもらい社外取締役になってもらいました。オフィスシェアリングがもたらしたものすごい効果というか結果でした。ちなみにそのころはシェアということばもなかったというか、こういったシーンでは使われていませんでした。

こんな経験をしているベンチャーや事業家は少なくないはずです。

というのは、その後、ベンチャー支援の会社でレンタルオフィスをたちあげて運営している際に、付き合いのある会社からオフィスシェアしてもらえる(無料、または好条件で)という話でやめていく人も少なくなかったからです。 

また、TV局や、代理店でも制作会社やエンジニアやクリエイターにシェアしていることが多いそうです。クライアントにとって自らのために合理的な選択した結果、シェアされる側にとってもオフィス代はかからないし、さらなる提携や仕事の話もくるのですごくありがたいですよね。

後は海外進出!

海外進出の際、言葉や文化の問題に加え、現地のマーケティングにも大いに課題があるのでオフィスシェアはかなり有効な手段です。なぜなら、すでにある程度現地を知っている企業のそばにいると、身近で色々と教えてもらえるし、その企業に訪れる人ですらも紹介してもらえる可能性があります。シンガポールで訪問したベンチャーの多くはオフィスシェアしてもらったり、シェアしてました。ここはシェアゼロとしても今後、実現したいプラットホームです。日本人だけでなく、中国人やアメリカの人も他エリアに進出する際に同国の進出してオフィスを持っている企業にシェアしてもらうイメージです。

 また、オフィスシェアで同じ場所にいることは、イベントや交流会で出会うより、はるかに高い確率でアライアンスや資本関係など仕事の関係となることが多いと思います。

イベントや交流会ではテンションが高く、その時の勢いでいろいろな話をするのですが、一晩寝ると、その熱は冷めて、後日、改めて会うとすっかり・・・ということが多いはずです。そりゃそうですよね?そんな簡単にビジネスでマッチングする訳がありません。ところがある一定の期間、同じ場所で対話を続ける、対話しなくても顔を合わせているうちに、お互いの状況の変化の波の中でビジネス的タイミングが合う時がきてマッチングする確率は上がります。 しかもより大きく長く続く可能性があります。

スペースをシェアするということは、はすなわちお互いの価値観をシェアするといっても大げさでないです。コワーキングスペースもしかりです。ただ、コワーキングスペースではビジネスという世界でいうと、スタートアップやフリーランスというどちらかというと弱者的立場な人の利用が多いので、「気の合う仲間」や「ビジネスパートナー」に出会えど、それ以上を求めるのは難しいというか、畑違いになります。もちろんコワーキングならではの良さも大いにありますが!後、使う職種によってもその効果や相性もあります。

今回はオフィスシェアリングのいいところばかり書きましたが、次回はデメリットを・・・。当然いろいろとありますので!

 オフィスシェアリングしたい、提供したい方はこちらから!

(現在は東京都内のみ対応しております)