【オフィスシェアリングのススメ3/100】
今回はオフィスシェアリングのデメリットと他の形態との比較を。
デメリットは大きくこの4つ
- 大家(貸し手)の事情で出て行かないといかなくなったり、縮小されたりする
- ポストや表札を出すのが難しい
- 登記できない(ことが多い)
- 気をつかう
なかなか面倒なデメリットですよね、こうやって見ると。
つまりオフィス(ハード)としてはあまりよくないんです、実際。
それでもなぜオフィスシェアリングを選ぶ人がいるのか。
下記は僕のイメージするオフィスシェアのポジションニングマップです。
オフィスシェアリングはあらゆる形態の中間に位置します。
で、【オープン】と【プライバシー】を兼ね備えた位置にあります。
レンタルオフィス(シェアオフィス)が近い位置づけですが、レンタルオフィスより
コストパフォーマンスに勝っています。
(1名での利用はコワーキングやレンタルオフィスのほうが勝っていますが)
オフィスシェアは非常にあらゆる面でバランスがよく、何よりコストパフォーマンスに
優れています。
単純に比較できないですが、すごく大雑把に言うと、一人あたり単価で
オフィスシェアリング @1−1.5万円
コワーキングスペース @1.5-3万円
レンタルオフィス @3−5万円
賃貸オフィス @3−10万円
コワーキングスペースは共有スペース(他は専用スペース)なので一概に
比較できないですが。もちろん地域格差もありますのであくまでも目安です。
しかし、オフィスシェアリングも1名だと金額は3万前後になる場合が多いです。
提供側も割に合わないからです。なので4名で1デスクでの提供・利用を推奨してます。
4名だと5万前後で提供してくれるところもあります(一人あたりの面積は狭め)提供側も4名用の大きめデスク程度のスペースを5万前後で収益化できるなら悪くありません。
後はお金を対価として支払わずに、お仕事を手伝いすることによってシェアしてもらう
いわゆる、スキルとのシェアを実際にされてるところも少なくはありません。
シェアゼロも当初はここにフォーカスしてマッチングしてました。
しかし、ここはなかなか利用料をスキルでどこまでやればいいのかという部分に関して折り合いが合わず、また利用する側にとっても忙しくなったらお金で払うほうが割がいいというかわかりやすいいので本当にコストをかけられないスタートアップには適しますが、それ以外は難しいのも現状です。
現実的には仕事の関係ありきで実施してる場合のみ成立しているのが現状です。
オフィス不要論もありますが、個人的な経験からもカフェ等を渡り歩いて仕事するのは一人なら問題ないですが、二人以上ならやはりある程度固定のスペースがあることが効果効率的に仕事は推進できると思います。
オフィスシェアやコワーキングのような外部とのコミニュティがあるところは少数チームでも煮詰まったり、行き詰まった際の息抜きや、またコミニュケーションからアイデアをもらえるなどメリットもあるのでおすすめです
次回はオフィスシェアリングに向いてる、向いてない業種や職種、貸し手と借り手の相性のいい企業について書きます。
(現在は東京都内のみ対応しております)